精選版 日本国語大辞典 「火筒」の意味・読み・例文・類語 ひ‐づつ【火筒】 〘名〙① 鉄砲。ほづつ。〔多識編（1631）〕② 内部で火をたく鋼板製の円筒形の容器。汽鑵。ボイラー。※安愚楽鍋（1871‐72）〈仮名垣魯文〉初「車の下へ火筒(ヒヅツ)をつけてそのなかで石炭をどんどん焚から」 ほ‐づつ【火筒】 〘名〙 銃砲。火砲。※婦人従軍歌（1894）〈加藤義清〉「火筒(ホヅツ)の響遠ざかる、跡には虫もこゑたてず」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
