火振(読み)ひぶり

精選版 日本国語大辞典 「火振」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぶり【火振】

〘名〙 (「ひふり」とも)
松明(たいまつ)などを振り回すこと。
謡曲烏帽子折(1480頃)「火振り親方として」
② 夜、松明などをともして、川漁を行なうこと。
※狂歌・堀河百首題狂歌集(1671)夏「夏とともに火ふりの身をも打はらひ明日よりは秋のかね儲せん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android