火坑変成池(読み)かきょうへんじょうち

精選版 日本国語大辞典 「火坑変成池」の意味・読み・例文・類語

かきょう‐へんじょうち クヮキャウヘンジャウチ【火坑変成池】

連語観世音菩薩を念ずれば、地獄の熱い火の穴も変じて清涼な池となること。「法華経普門品」の偈文
平家(13C前)一「清水寺焼けたりける朝、やっ、観音火坑変成池はいかにと札を書て、大門の前に立てたりければ」 〔法華経‐普門品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android