瀬尾用拙斎(読み)せお ようせつさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瀬尾用拙斎」の解説

瀬尾用拙斎 せお-ようせつさい

1691-1728 江戸時代中期の儒者,漢詩人。
元禄(げんろく)4年生まれ。家業は京都の本屋丸屋。伊藤仁斎にまなび,入江若水らとまじわる。自著のほかに仁斎・東涯父子,若水らの著書を出版。享保(きょうほう)13年死去。38歳。名は維賢。字(あざな)は俊夫。通称は源兵衛。別号に奎文館。姓は「せのお」ともよむ。編著に「鶏林唱和集」「八居題詠」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android