澎湃・彭湃・滂湃(読み)ほうはい

精選版 日本国語大辞典 「澎湃・彭湃・滂湃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐はい ハウ‥【澎湃・彭湃・滂湃】

〘形動タリ〙 水のみなぎりさかまくさま。水や波が音をたててはげしくぶつかりあうさま。転じて、物事が盛んな勢いでもりあがるさま。強く起こりひろがるさま。
※岷峨集(1313‐28頃)上・七月下旬、嘉陽観水漲三十韻「万里源而往、澎湃上游
美術の翫賞(1895)〈上田敏〉「其思想の澎湃たる、世を挙て古文化の吸収に従事し」 〔司馬相如‐上林賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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