潮見台町(読み)しおみだいちよう

日本歴史地名大系 「潮見台町」の解説

潮見台町
しおみだいちよう

[現在地名]小樽市潮見台一―二丁目・勝納町かつないちよう新富町しんとみちよう・潮見台

明治初年(同二年八月―同六年の間)より同三二年(一八九九)まで存続した町。新富町の南にある。明治三年兵部省小樽役所病院と開拓使仮役所(銭函)の仮病院を併せて小樽病院とし、潮見台に移築。医師は佐藤玄悦や喜多野友三・神尾綱邦らで、当初治療代は官民を問わず無料であったが、同四年五月官吏(判任官以上)のみに薬料を求めるようになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報