改訂新版 世界大百科事典 「潘廷逢」の意味・わかりやすい解説
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…19世紀ベトナムの反仏運動の指導者。中部ベトナムのハティン省生れ。1877年科挙の会試に及第しフエ朝廷に仕えたが,83年トゥドゥック(嗣徳)帝の後嗣問題に関係して官を追われ,郷里に隠棲した。85年ハムギ(咸宜)帝の勤王の詔勅を受けてハティン省のバンタン(文紳)を糾合し,フオンケに本営を置き,中部ベトナム北半の山岳部にゲリラ闘争を展開した。その将カオ・タン(高勝)がライフルを自製したことはよく知られる。…
※「潘廷逢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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