精選版 日本国語大辞典 「漏刻・漏剋」の意味・読み・例文・類語
ろう‐こく【漏刻・漏剋】
〘名〙
※日本後紀‐弘仁二年(811)三月二五日「人足者。大安寺僧泰仙也。以二工術一聞。令レ造二漏刻一」 〔漢書‐哀帝紀〕
② 漏箭に刻んだ目盛り。
③ 時。時間。時刻。
※類従本撰集抄(1250頃)四「すはろう剋すでにうつりて」
④ 「ろうこくはかせ(漏刻博士)」の略。
※中右記‐大治四年(1129)四月一七日「但問時司漏刻未催者、早々可催之由下知了」
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