漆所村(うるしじよむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「漆所村」の解説

[現在地名]筑波町漆所

多気（たけ）山の北に所在。関東ローム層の緩傾斜台地が畑・宅地で、その北のヤトが田地。三反田（さんたんだ）の小字も残ることから、田地部分は古代条里田域と考えられ、四ヵ所の溜池と神郡末水（かんごおりばつすい）で灌漑している。

文禄五年（一五九六）の御蔵江納帳（秋田県立図書館蔵）に「漆所」とあり佐竹義宣蔵入地。村高二二一石。寛永二年（一六二五）堀田正盛（のち下総佐倉藩主）領、同一二年に検地が行われた（土浦藩西郷組大全帳）。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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