滓吐(読み)かすはい

精選版 日本国語大辞典 「滓吐」の意味・読み・例文・類語

かす‐はい【滓吐】

〘名〙 「かすはき(滓吐)」の変化した語。
多聞院日記‐文祿二年(1593)五月九日「千年可長寿之処、三百才不足は、老て杖をつかす一、高枕せし二、かすはいをはく三。此三長寿の養性に背て三百才たらす」

かす‐はき【滓吐】

〘名〙 痰(たん)や唾(つば)を吐くこと。また、その吐かれた痰や唾。〔観智院本名義抄(1241)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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