溶込・融込(読み)とけこむ

精選版 日本国語大辞典 「溶込・融込」の意味・読み・例文・類語

とけ‐こ・む【溶込・融込】

〘自マ五(四)〙 ある物が別の物の中へ溶けてはいって一体となる。
駅夫日記(1907)〈白柳秀湖〉三「滑稽趣味や、スポーツ熱の中に融込(トケコ)んでしまって居る人がよくあるものだ」
美しい村(1933‐34)〈堀辰雄〉美しい村「自分の見つつあるものが自分の構想しつつある物語の中へそのままヱピソオドとして溶け込んで来ながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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