溜間詰(読み)たまりのまづめ

精選版 日本国語大辞典 「溜間詰」の意味・読み・例文・類語

たまりのま‐づめ【溜間詰】

〘名〙 江戸時代親藩および譜代大名うち江戸城内の溜(たまり)の間に座席を有する者。老中政務討議を行ない、直接将軍意見を上申する資格があった。たまりづめ。
※江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉八「溜間詰(タマリノマヅメ)略して溜詰と称するは、〈略〉政治に参与する最高機関である」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報