満竜寺(読み)まんりゆうじ

日本歴史地名大系 「満竜寺」の解説

満竜寺
まんりゆうじ

[現在地名]須坂市本郷町

日滝ひたき鞍掛くらかけ山北西山觜下にある。曹洞宗。護法山と号し、本尊釈迦如来。現須坂市南原興国こうこく寺末。現寺堂は山を背に西面、参道も西に開く。

安永六年(一七七七)三月の「二百五十年忌記録」(満竜寺文書)に、「前開山勅特旨岑月円光禅師天庵青(寿清)大和尚、大永七年、中野常楽寺と同開山、寺隠居所なり」、「開基満国院殿徳厳浄欣大居士、享禄元年四月十九日御落命、須田弾正左衛門尉満国」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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