湯倉神社(読み)ゆくらじんじや

日本歴史地名大系 「湯倉神社」の解説

湯倉神社
ゆくらじんじや

[現在地名]函館市湯川町二丁目

の川の下流部西岸、湯の川ゆのかわ温泉街に隣接して鎮座祭神は大名牟遅命・少彦名命。旧村社。承応年中(一六五二―五五)勧請、明和年中(一七六四―七二)再建と伝える(渡島国地誌提要)。明治初年の神仏分離政策が施行された際、当社は承応年間から伝持してきた由緒ある仏像をいったん提出するものの、調査が終り次第返却してほしい旨を申出たという(明治四年「社寺届」道立文書館蔵、「函館市史」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android