清村 耕次(読み)キヨムラ コウジ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「清村 耕次」の解説

清村 耕次
キヨムラ コウジ


職業
俳優

本名
鈴木 重則

生年月日
大正14年 6月27日

出生地
新潟県

学歴
駿河台商〔昭和18年〕卒

経歴
昭和16年からNHK「こどもの時間」のドラマにレギュラー出演。19年従軍、シベリアに抑留され、21年帰国。新協劇団を経て、29年岡田英次らと劇団青俳を結成し、主要メンバーとして活躍。28年「雲ながるる果てに」で映画初出演し、以後「ここに旅あり」「裸の太陽」「からたち日記」「人間の条件・完結篇」などに出演。この間30年よりNHK「ビルマ竪琴」でテレビにも出演を始め、33年スタートのNHK「事件記者」の荒木記者役で人気を得、「おとぼけのアラさん」と親しまれた。映画は他に「あれが港の灯だ」「霧の旗」などで好助演したが、36年以降はテレビを中心に活躍した。

没年月日
昭和41年 2月1日 (1966年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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