清まわり・浄まわり(読み)きよまわり

精選版 日本国語大辞典 「清まわり・浄まわり」の意味・読み・例文・類語

きよ‐まわり ‥まはり【清まわり・浄まわり】

〘名〙 (動詞「きよまわる(清━)」の連用形名詞化) 清まわること。神事儀式などのため、心身を清らかに保つこと。斎戒潔斎。物忌み。きよまり。
※儀式(872)一「其潔(きよまはり)衣料布人別二丈七尺〈官人細布一端〉」
源氏(1001‐14頃)葵「斎宮左衛門の司に入り給にければ、いとどいつくしき御きよまはりにことづけて」

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