混芽(読み)コンガ

デジタル大辞泉 「混芽」の意味・読み・例文・類語

こん‐が【混芽】

花芽葉芽をあわせもつ芽。展開すれば花と葉になる。ナシリンゴなどにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「混芽」の意味・読み・例文・類語

こん‐が【混芽】

〘名〙 茎や枝などにつく芽のうちで、のちに花と葉の両方をつけた枝になるもの。

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世界大百科事典(旧版)内の混芽の言及

【芽】より

…芽が展開して栄養枝,すなわち普通葉をもつ枝がつくられる場合はその芽を葉芽(ようが)といい,生殖枝すなわち花あるいは花序が展開するものを花芽(かが∥はなめ)という。一つの芽から普通葉と花(あるいは花序)の両方が展開する場合は混芽とよばれる。芽は冬季に活動を停止して休眠することが多く,このような芽は休眠芽(休芽)とよばれ,ふつう冬季にみられるので冬芽(とうが∥ふゆめ)ともよばれる。…

※「混芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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