深程村(読み)ふかほどむら

日本歴史地名大系 「深程村」の解説

深程村
ふかほどむら

[現在地名]粟野町深程

半田はんだ村の西、小倉おぐら川の右岸にあり、南は真名子まなご(現西方村)、北は久野くの村、佐目さめ(現鹿沼市)。西部は山地。もとは久野村・柏木かしわぎ村とともに一村であったという。慶安郷帳に村名がみえ、田二七九石余・畑二八七石余・野一二石余・山一一石余、旗本本多領・武蔵岩槻藩領の二給。元禄郷帳では幕府領、享保一〇年(一七二五)当時は旗本本多領・壬生藩領・幕府領の三給(塩沢養之助文書・石川東平文書)。改革組合村では幕府領(五一四石余)と旗本本多領(三六〇石余)の相給で、以後幕末まで同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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