海津東町(読み)かいづひがしまち

日本歴史地名大系 「海津東町」の解説

海津東町
かいづひがしまち

[現在地名]マキノ町海津

海津三町のうちいちばん東側にある。幕府領から享保九年(一七二四)以降大和郡山藩領。同年の大和郡山領郷鑑によれば、高三六八石余、反別四九町四反余、家数一四一(うち本百姓一二三・水呑一八)・人数六三九、馬一六、そのほか職人一〇・商人二〇・造酒屋二・問屋四がいた。丸船一九艘・船六艘がある。延宝五年(一六七七)の海津三町絵図(吉田家蔵)によれば家数一二九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報