海の底(読み)ワタノソコ

デジタル大辞泉 「海の底」の意味・読み・例文・類語

わた‐の‐そこ【海の底】

海の底。海底
「―しづく白玉風吹きて海は荒るとも取らずは止まじ」〈・一三一七〉
[枕]海の極まるところの意から、「おき」にかかる。
「―沖つ玉藻の」〈・一二九〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海の底」の意味・読み・例文・類語

わた【海】 の 底(そこ)

(「わだのそこ」とも) 海の底。
書紀(720)神代下(兼方本訓)「時に海底(ワタノそこ)に自づからに可怜小汀(うましをはま)有り」

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