浮城物語(読み)ウキシロモノガタリ

デジタル大辞泉 「浮城物語」の意味・読み・例文・類語

うきしろものがたり【浮城物語】

矢野竜渓による海洋冒険小説。明治23年(1890)の1月から3月にかけて「報知異聞」の題名で「郵便報知新聞」に連載評判となる。同年4月の単行本化に際し「浮城物語」に改題副題「報知異聞」。

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精選版 日本国語大辞典 「浮城物語」の意味・読み・例文・類語

うきしろものがたり【浮城物語】

小説。矢野龍渓作。明治二三年(一八九〇発表。明治中期の海外雄飛思想を主題に、志士の海外での冒険を描く空想的政治小説

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