浪岡町(読み)なみおかまち

日本歴史地名大系 「浪岡町」の解説

浪岡町
なみおかまち

面積:一三〇・七一平方キロ

南津軽郡の北部に位置し、東部・北部は山地で町面積の六〇パーセントを占め、中部・西部は津軽平野。東部山地から発する浪岡川は町のほぼ中央部で南から正平津しようへいづ川、北から大釈迦だいしやか川を合せて西流、浪岡川の南を川が流れる。東は青森市、北は青森市・五所川原市、西は常盤ときわ村・北津軽郡板柳いたやなぎ町、南は黒石市・常盤村と接する。かつては岩木山麓の西山根にしやまねに対して、東部山地一帯を東山根ひがしやまねと称した。町のほぼ中央を南北に国道七号が延び、その東を東北自動車道が通る。国道一〇一号が大釈迦で同七号に合流。中心市街地から東へ主要地方道青森―浪岡線、北西へ県道原子はらこ(五所川原市)―浪岡線、南へ県道浪岡―北中野きたなかの―黒石線、主要地方道大鰐おおわに―浪岡線が延び、放射状の道路網をなしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報