浦城跡(読み)うらじようあと

日本歴史地名大系 「浦城跡」の解説

浦城跡
うらじようあと

[現在地名]八郎潟町浦大町

浦大町うらおおまちの北、高岳たかおか山中腹にある。東西五五メートル、南北二六メートルの平坦な台地を中心に、細長い丘陵が連なる。

天文―弘治年間(一五三二―五八)に在地領主千葉氏が居住し、永禄元年(一五五八)に三浦兵庫頭盛永に代わったという(八郎潟町史)屋敷・櫓・鐘楼・武者溜・三の丸などの遺構が確認されている。

文化一二年(一八一五)の「秋田風土記」に「往古三浦盛永居住。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android