流黐(読み)ながしもち

精選版 日本国語大辞典 「流黐」の意味・読み・例文・類語

ながし‐もち【流黐】

〘名〙 冬の夜、長い縄や板に黐(もち)を塗りつけて湖沼に流し、鴨などの水鳥を捕獲すること。《季・冬》
※俳諧・玉海集追加(1667)四「水鳥のつくは羽かなやなかしもち〈恵佐〉」

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