津頭(読み)しんとう

精選版 日本国語大辞典 「津頭」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう【津頭】

〘名〙 渡し場。渡し。また、渡し場のほとり。
菅家文草(900頃)三・寒早十首「欲訴豪民、津頭謁吏頻」 〔王昌齢‐送薛大赴安陸詩〕

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普及版 字通 「津頭」の読み・字形・画数・意味

【津頭】しんとう

渡し場。清・金農〔将に楚中に游ばんとして、真州江上に舟に登る、二首、二〕詩 初めて缺くる處、津頭に別る 髣髴(はうふつ)たり、湘(しやうえん)、楚竹の愁ひ

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