津嶋部神社(読み)つしまべじんじや

日本歴史地名大系 「津嶋部神社」の解説

津嶋部神社
つしまべじんじや

[現在地名]守口市金田町六丁目

祭神は津嶋女大神・素盞嗚尊・菅原道真。旧郷社。茨田まんだ郡一宮といわれた。「延喜式」神名帳に茨田郡小社として「津嶋部神社」とみえる。「文徳実録」嘉祥三年(八五〇)一二月一五日条に河内国の「堤津嶋女神」に従五位下を授くとあり、当社をさすと思われるが、これを堤根つつみね神社(現門真市)にあてる説もある(大阪府全志・大阪府史蹟名勝天然記念物)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android