洋野町(読み)ひろの

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洋野町」の意味・わかりやすい解説

洋野〔町〕
ひろの

岩手県北東端,太平洋に面し北上高地の北東部に広がる町。北西で青森県に接する。 2006年種市町と大野村が合体南部もぐり (潜水夫) 発祥の地として知られ,県立種市高等学校に全国唯一の潜水士養成課程がある。沿岸部ではウニ,アワビ,ホヤなどを採取する磯漁業が行なわれる。農産物ではシイタケが有名。南西部は九戸高原の中心部にあり,なだらかな丘陵地が広がる酪農地帯。乳製品加工のほか,「大野木工」を特産。北西部の久慈平岳はツツジ,シラカバ,ミズバショウの群落で知られ,太平洋岸には江戸ヶ浜,中野海岸,角ノ浜などの景勝地がある。海岸沿いに JR八戸線,国道 45号線が通り,南部を 395号線が横断する。面積 302.92km2。人口 1万5091(2020)。

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日本歴史地名大系 「洋野町」の解説

洋野町
ひろのちよう

2006年1月1日:九戸郡大野村種市町合併
【大野村】岩手県:九戸郡
【種市町】岩手県:九戸郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報