改訂新版 世界大百科事典 「泳動電着」の意味・わかりやすい解説
泳動電着 (えいどうでんちゃく)
electrophoretic deposition
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…古くはたとえばゴムラテックスから皮膜を得ている。これを電気泳動電着electrophoretic depositionと呼んだ。印加電圧は比較的低く電流密度も低いので成膜には数十分から数時間も要し,成膜手段として生産性が低く,工業的利用は少なかった。…
…(3)電着への応用 水溶性樹脂(アクリル樹脂など)に顔料を混じた塗料を15%以下の濃度でコロイド粒子として水中に分散させ,被塗物と塗料槽の間に40~270Vの直流電圧を与えると,コロイド粒子は被塗物に向かって電気泳動し,ここに達すると電荷を失って,被塗物表面に連続して被膜を形成する。このような原理に基づく電着を泳動電着という。自動車の塗着などに広く用いられている。…
※「泳動電着」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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