精選版 日本国語大辞典 「泣返・鳴返」の意味・読み・例文・類語 なき‐かえ・る ‥かへる【泣返・鳴返】 〘自ラ四〙① ひどくなく。ひたすらになく。なき入る。※蜻蛉(974頃)中「なきかへる声ぞきほひてきこゆなるまちやしつらんせきのひぐらし」② なきながら帰る。※曾丹集(11C初か)「なきかへる雁の涙のつもるをや苗代水を人はせくらん」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報