波入浦(読み)はにゆううら

日本歴史地名大系 「波入浦」の解説

波入浦
はにゆううら

[現在地名]八束町波入

大根だいこん島七ヵ村の一つで、前分に属する。同島の南部に位置し、東は遅江おそえ村、北は亀尻かめしり村、西は入江にゆうこう村、南は中海に面する。寛永八年(一六三一)の大根島御検地帳に村名がみえ、当村と遅江村が一括して記載される。田高一升余・反別二畝余、畑高三八八石余・反別七二町八反余、家数三八、名請人一一一。元禄一三年(一七〇〇)の大根島検地帳(八束町役場蔵)では高二八七石余、反別田一反余・畑六七町二反余、名請人六一。宝暦一三年(一七六三)の大根島万指出帳(同役場蔵)では家数一六六・人数八〇五、船数五六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報