法気付(読み)ほけづく

精選版 日本国語大辞典 「法気付」の意味・読み・例文・類語

ほけ‐づ・く【法気付】

※浜松中納言(11C中)二「浅からぬ御気色にてだにあらばとおぼして、ほけづきもてなして」

ほうけ‐づ・く ホフケ‥【法気付】

〘自カ四〙 人間離れして仏くさくなる。抹香くさくなる。ほけづく。
源氏(1001‐14頃)帚木吉祥天女を思ひかけむとすれば、ほうけつき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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