法の筵(読み)ノリノムシロ

デジタル大辞泉 「法の筵」の意味・読み・例文・類語

のり‐の‐むしろ【法の×筵】

仏法を説く所。法筵ほうえん
「さらにまた花ぞ降りしく鷲の山―の暮れ方の空」〈千載・釈教〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法の筵」の意味・読み・例文・類語

のり【法】 の 筵(むしろ)

説教法会など、また仏法の修行などを行なうところ。のりのにわ。法筵
和泉式部日記(11C前)「我さらば進みて行かむ君はただのりのむしろにひろむばかりぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android