百科事典マイペディア 「泉佐野[市]」の意味・わかりやすい解説 泉佐野[市]【いずみさの】 大阪府南部の市。1948年市制。北半は大阪平野,南半は和泉山脈の北斜面で,大阪湾に臨み中心市街が発達。近世には漁業基地として栄え,綿作も盛んであった。泉州紡織工業地帯の一中心でタオル生産地として知られ,綿布,メリヤス,付帯工業のシャットル,木管のほか,ワイヤロープ,自転車のスポークを多産。遠洋漁業基地と水産加工施設をもつ水産コンビナートがある。溜池灌漑(ためいけかんがい)による米と裏作のタマネギ栽培も盛ん。阪和線,南海電鉄本線,阪神高速湾岸線,阪和自動車道が通じる。1994年沖合に関西国際空港が開港,大阪りんくうタウンが建設された。56.51km2。10万801人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報