木管(読み)モッカン

デジタル大辞泉 「木管」の意味・読み・例文・類語

もっ‐かん〔モククワン〕【木管】

木で作ったくだ。
紡績機械で、糸を巻き取るのに使うくだ。
木管楽器」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木管」の意味・読み・例文・類語

もっ‐かん モククヮン【木管】

〘名〙
① 木で作った管。
※血を吐く(1925)〈葛西善蔵〉「木管でひいてる硫黄泉の」
② 紡績機械で糸を巻き取るのに使う管。
女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉六「木管を一本床の上へおとしたといってバケツに水を入れたのを持って立たせられ」
落語・阿七(1890)〈三代目三遊亭円遊〉「或ひは琴、胡弓能管、木管、篠と云ふので御座いまして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「木管」の意味・わかりやすい解説

木管【もっかん】

ボビン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android