河田杰(読み)かわだ まさる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河田杰」の解説

河田杰 かわだ-まさる

1889-1955 大正-昭和時代の林業技術者。
明治22年1月6日生まれ。農商務省にはいり,林業試験場技師として砂防造林試験地に指定された村松海岸(茨城県東海村)で,大正8年造林に着手し,22万本の黒松植栽砂丘形状,生成の調査・研究にもとづく河田式造林法を確立した。のち青森県営林局長。昭和30年1月16日死去。66歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「海岸砂丘造林法」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android