河津掛・蛙掛(読み)かわづがけ

精選版 日本国語大辞典 「河津掛・蛙掛」の意味・読み・例文・類語

かわづ‐がけ かはづ‥【河津掛・蛙掛】

〘名〙 相撲のきまり手の一つ片腕相手の首に巻き、それと同じ側の足を内掛けにからめて前にけりあげながら、自分から後ろへ反り、相手を倒す技。河津祐泰が俣野の五郎景久に勝った時の手にちなむ名との説もある。
※俳諧・小町踊(1665)ちらし「相撲場にわれや見ゆらん河津かけ〈好道〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android