沙良真熊(読み)さら しんゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沙良真熊」の解説

沙良真熊 さら-しんゆう

?-? 奈良-平安時代前期の新羅(しらぎ)琴の演奏家。
武蔵(むさし)新羅郡(埼玉県)の人。新羅(朝鮮)からの渡来人かその子孫とされる。宝亀(ほうき)11年(780)広岡造(みやつこ)の氏姓をさずけられる。弘仁(こうにん)年間に興世書主(おきよの-ふみぬし),高枝(たかえ)王に新羅琴をおしえたという。名は「まくま」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android