沖澹・沖淡(読み)ちゅうたん

精選版 日本国語大辞典 「沖澹・沖淡」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐たん【沖澹・沖淡】

〘名〙 (形動)
① 心が潔白で無欲なこと。また、そのさま。
※済北集(1346頃か)一一詩話「陶氏只長沖澹而已。豈尽美哉」 〔晉書‐儒林杜夷伝〕
② やわらかでさっぱりしていること。また、そのさま。
日本詩史(1771)一「如〈略〉雲気湿衣知嶽、泉声驚枕覚上レ渓。冲澹清曠」 〔呉澂‐熊君佐墓誌銘〕

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