汲分・酌分(読み)くみわける

精選版 日本国語大辞典 「汲分・酌分」の意味・読み・例文・類語

くみ‐わ・ける【汲分・酌分】

〘他カ下一〙 くみわ・く 〘他カ下二〙
① 水などを汲んで別の器に分け移す。
謡曲松風(1423頃)「さし来る潮を汲み分けて見れば月こそ桶にあれ」
事情を察して理解する。斟酌(しんしゃく)する。くみとる。
洒落本・魂胆惣勘定(1754)中「此心をよくよくくみわけて」

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