池田政言(読み)いけだ まさこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田政言」の解説

池田政言 いけだ-まさこと

1645-1700 江戸時代前期の大名
正保(しょうほ)2年7月10日生まれ。備前岡山藩主池田光政の次男。兄の岡山藩主池田綱政より新田2万5000石を分与され,寛文12年備中(びっちゅう)岡山新田(鴨方(かもがた))藩主池田家初代となる。元禄(げんろく)13年8月19日死去。56歳。名は「まさつぐ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の池田政言の言及

【備中国】より

…旧国名。現在の岡山県の西部。
【古代】
 山陽道に属する上国(《延喜式》)。7世紀後葉の天武朝ころに吉備国が分割されて備前,備中,備後となった。都宇(つう),窪屋(くぼや),賀夜(かや),下道(しもつみち),浅口(あさくち),小田(おだ),後月(しつき),哲多(てた),英賀(あか)の9郡からなる。国府は遺存地名から総社市金井戸地区と推定され,国分寺,国分尼寺は発掘調査によって総社市上林に隣接して建立されたことが確認された。…

※「池田政言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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