江戸浜街道(読み)えどはまかいどう

日本歴史地名大系 「江戸浜街道」の解説

江戸浜街道
えどはまかいどう

仙台から南下する奥州道中(現国道四号)から岩沼宿で分れ、郡内を縦断して海岸沿いに相馬そうま磐城いわき(現福島県)を過ぎ、水戸みと(現茨城県水戸市)を経由して水戸街道につながり江戸に至る道。県内はほぼ現在の国道六号に沿い、近代以降陸前浜街道ともいう。街道は脇街道であり参勤交代には使用されていない。奥州諸大名の参勤交代路はいずれも奥州道中であり、仙台藩の場合も奥州道中を七泊八日程度で江戸に至っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android