江戸崎村(読み)えどさきむら

日本歴史地名大系 「江戸崎村」の解説

江戸崎村
えどさきむら

[現在地名]江戸崎町江戸崎

古渡ふつと村の西南に位置し、小野おの川左岸の台地にある。南北朝末期に、土岐(土岐)氏が江戸崎城を築いて当地を支配したが、文明三年(一四七一)三月七日の旦那売券(潮崎稜威主文書)には「但常州東条郡一円、信田之庄先達円林房之門弟引旦那何も一円、江戸崎弐位律師引安恩之仙蔵坊之門弟一円」とあり、江戸崎弐位律師を先達とする熊野信仰もみられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android