汁漬(読み)しるづけ

精選版 日本国語大辞典 「汁漬」の意味・読み・例文・類語

しる‐づけ【汁漬】

〘名〙
① 蒸したアワビワカメなどの海藻を、醤油や酒で調味した汁にひたした料理
江家次第(1111頃)一五「内膳司高橋朝臣一人、執鰒汁漬之」
② 飯に汁をかけること。また、汁をかけた飯。
渦巻ける烏の群(1928)〈黒島伝治〉一「或はパンを、或は汁づけの飯を手に掴んで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android