氷献上(読み)こおりけんじょう

精選版 日本国語大辞典 「氷献上」の意味・読み・例文・類語

こおり‐けんじょう こほりケンジャウ【氷献上】

〘名〙
古代天皇に氷を供したこと。宮内省主水司(もんどのつかさ)がその任にあたった。
江戸時代、毎年六月一日、加賀藩主前田家から氷を幕府に献上したこと。一説に、献上物は生の鯛で、氷はその保存のためという。〔随筆難波江(19C)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android