水不入(読み)みずいらず

精選版 日本国語大辞典 「水不入」の意味・読み・例文・類語

みず‐いらず みづ‥【水不入】

〘名〙 余計なものがまじっていないこと。特に、内輪の親しい者だけで、その他の者がまじっていないこと。
慶長見聞集(1614)四「此謡を聞覚え、水いらすの観世ふしを謡ひ」
浄瑠璃・信州川中嶋合戦(1721)一「若い女子若い男水入らずの二人連れ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android