水の日・水の週間(読み)みずのひ・みずのしゅうかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水の日・水の週間」の意味・わかりやすい解説

水の日・水の週間
みずのひ・みずのしゅうかん

水資源の有限性,水の貴重さ,水資源開発の重要性について国民関心を高め,理解を深めるために 1977年から始められたもの。毎年8月1日を「水の日」,この日を初日とする1週間を「水の週間」として,主唱者国土交通省をはじめ関係各省庁,地方公共団体水資源機構などが中心となって各種の行事が実施される。初年度には「水」の展示会や映画,水資源開発施設の見学会,街頭 PRなどが開催された。これには,日本の水需要が生活水準向上経済進展などに伴って著しく増大してきたのに,水資源開発が次第に困難となり,全国各地で水不足の発生が危惧されてきたことなどの背景がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android