水が染む(読み)みずがしむ

精選版 日本国語大辞典 「水が染む」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 が 染(し)

その土地気風が身につく。いかにもその土地の人間らしくなる。
人情本春色辰巳園(1833‐35)初「婦多川の水のしみた唄妓衆(げいしゃし)はまた格別ちがったもんだのう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報