気細(読み)きぼそ

精選版 日本国語大辞典 「気細」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼそ【気細】

〘形動〙 気が弱いさま。心細がる性質であること。
※歌舞伎・因幡小僧雨夜噺(1887)三幕「様子を知らせたら、何んと身も世もあられうぞ、常に気細(キボソ)母様(かかさま)ゆゑ」

き‐ぼそ・い【気細】

〘形口〙 きぼそ・し 〘形ク〙 気が弱い。心細がる性質である。
洒落本・傾城買談客物語(1799)二「常から気ぼそひおゐらんのうまれ付」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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