気先(読み)キサキ

デジタル大辞泉 「気先」の意味・読み・例文・類語

き‐さき【気先】

気力の発するところ。気勢。「気先をくじく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気先」の意味・読み・例文・類語

き‐さき【気先】

〘名〙
① 人の気力の発するところ。気勢。きがまえ。意気ごみ。
俳諧去来抄(1702‐04)修行「今のはいかい日頃工夫を経て、席に望んで気先を以て吐べし」
老妓抄(1938)〈岡本かの子〉「人の気先(キサキ)を撥ね返す颯爽とした若い気分が」
相場で、人気のこと。また、人気のおもむくところ。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる