気付薬(読み)きつけぐすり

精選版 日本国語大辞典 「気付薬」の意味・読み・例文・類語

きつけ‐ぐすり【気付薬】

〘名〙
① 気付け②に用いる薬。興奮剤カンフルコカインぶどう酒など。
言継卿記‐天文一四年(1545)七月二五日「気付薬、そり、むね等之薬相伝候了」
※俳諧・毛吹草(1638)五「待よはる気つけ薬ぞ時鳥〈常久〉」
② 酒のこと。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気付薬」の意味・わかりやすい解説

気付薬
きつけぐすり
smelling salts

炭酸アンモニウム主剤の嗅ぎ薬失神脳貧血の意識回復に,鼻腔付近で使用する刺激剤

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